
監基報(序)
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用 語 定義又は説明 備 考
再計算
Recalculation
監査手続の手法の一つ。再計算は、記録や文書の計算の正確性を監
査人自らが計算し確かめる監査手続である。再計算は、手作業によ
って又はITを用いて実施する。
監基報
500 の
A19 項
再実施
Reperformance
監査手続の手法の一つ。再実施は、企業が内部統制の一環として実
施している手続又は内部統制を監査人が自ら実施することによって
確かめる手続をいう。
監基報
500 の
A20 項
再受託会社
Subservice
organization
委託会社の財務報告に関連する情報システムの一部を構成する業務
を委託会社に提供するために、受託会社が受託業務の一部を他の会
社に再委託する場合の当該他の会社をいう。
受託会社の内部統制に関する保証報告書上での再受託会社の提供す
る業務の取扱いの方式には、以下の「除外方式」と「一体方式」の二
つがある。
除外方式では、受託会社のシステムに関する記述書に再受託会社
に再委託している業務の内容が記載されるが、再受託会社に関連
する統制目的及び関連する内部統制は、受託会社のシステムに関
する記述書及び受託会社監査人の業務の範囲から除かれる。
一体方式では、受託会社のシステムに関する記述書に再受託会社
に再委託している業務の内容が記載され、かつ、再受託会社の関
連する統制目的及び関連する内部統制が受託会社のシステムに
関する記述書及び受託会社監査人の業務の範囲に含まれる。
監基報
402 第7
項 (4)
財務情報への監査
人の関与
Auditor
association with
financial
information
財務情報に監査人の発行する報告書が添付される場合や、職業的専
門家として提供する業務に関連して監査人の名称が利用されること
に同意する場合に、監査人は当該財務情報へ関与することとなる。
倫理規則
財務諸表
Financial
statements
財務報告の枠組みに準拠して、過去財務情報を体系的に表したもの
であり、注記事項が含まれる。財務諸表は、一定時点における企業
の経済的資源若しくは義務又は一定期間におけるそれらの変動を伝
えることを目的としている。「財務諸表」は、通常、適用される財務
報告の枠組みにおいて要求される完全な一組の財務諸表を指す。注
記事項は、適用される財務報告の枠組みにより求められている、又
は明示的か否かにかかわらず記載が認められている説明的若しくは
記述的な情報から構成される。注記事項は、財務諸表本表において、
又は脚注方式で記載されるが、財務諸表から他の文書に参照をする
ことによって財務諸表に組み込まれることもある。
監基報
200 第 12
項(9)
財務諸表項目等
Elements,
accounts or
items of a
financial
statement
財務諸表の構成要素、勘定又はその他の項目を意味する。財務諸表
項目等には、関連する注記事項が含まれる。関連する注記事項は、
通常、財務表又は財務諸表項目等に関連するその他の説明的又は記
述的な情報から構成される。
※ 監基報 805 における定義であり、他の会計・監査の文献におけ
る用語法とは異なる場合がある。
監基報
805 第5
項(2)
財務諸表全体レベ
ルの重要な虚偽表
示リスク
Risks of
material
財務諸表全体に広く関わりがあり、多くのアサーションに潜在的に
影響を及ぼすリスクをいう。当該リスクは、アサーション・レベル、
すなわち、取引種類、勘定残高、注記事項における特定のアサーシ
ョンと必ずしも結び付けられるものではない。むしろ、経営者によ
る内部統制の無効化のように、様々なアサーションにおいて重要な
監基報
200 の
A34 項
監基報
315 第 29