
監基報700実1
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連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会(注10)の責任
経営者の責任は、修正国際基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにあ
る。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示
するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作
成することが適切であるかどうかを評価し、修正国際基準に基づいて継続企業に関する事項
を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある(注13)。
監査役及び監査役会(注10)の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役
の職務の執行を監視することにある(注14)。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又
は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書にお
いて独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又
は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思
決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程
を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示
リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断
による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではな
いが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するた
めに、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた
会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、ま
た、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又
は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関す
る重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注
意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場
合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の
結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況によ
り、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、修正国際基準に準拠しているかどうかとともに、
関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基
礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する
十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。監査
人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、
単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会(注10)に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、
監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査
の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会(注10)に対して、独立性についての我が国における職業
倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えら
れる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能
な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行